やあ、こんにちは、デュエルおやじだよ。
今回は、デュエマのルールを正しく理解するために「誘発型能力」を覚えていこう!
度々耳にする「誘発型能力」だけど、初心者にはめっちゃ分かりにくいよね。
誘発型能力ってなんぞ?
ついてくるルールブックには書かれていないんだけど、実はこれが超重要で、デュエマの基本だったりするんだ。
覚えておかないとゲームにならないぐらい重要なものなので絶対に覚えておこう!
誘発型能力(ゆうはつがたのうりょく)って何よ?
まず、誘発型能力というのは、条件が満たされたときに、発動する能力のことで、別名で「トリガー能力」と呼ばれることもある。
ただ、トリガーというと、「S・トリガー」が思い出されるけど、Sトリガーとは全く別物なんだ。
あくあまでも、条件を満たしたときに発動する効果の総称を「誘発型能力」と呼ぶんだね。
カードの効果に「~ときに、~する」という文言になっているカードが見られるけど、その多くのカードが誘発型能力にあたる。
「場に出た時にクリチャーを1体破壊する」といったようなカードが誘発型能力のカードだね。
誘発型能力に当たるもの
ちなみに、誘発型能力に当てはまるものは、カードに「~とき、場合、~たび」といったワードが含まれるカードが多い。(必ずではないので注意)
なので、出た時効果(cip)や、破壊された時の効果(pig)攻撃する時の効果(アタックトリガー)などは、誘発型能力に当たるんだ。
エスケープやメガラストバーストなども誘発型能力となるね。
そして、一部使用宣言が必要となる効果だけど「革命チェンジ」や「侵略」のような能力も誘発型能力となる。
誘発型能力ではないもの
一方で誘発型能力で無いものは、呪文や、他の常在型能力がそれにあたる。
例えば、スピードアタッカーやパワーアタッカーなどは、誘発型能力とはならない。
また、Sトリガーは、「このカードをシールドゾーンから手札に加える時」という記載があるけど、効果の処理はS・トリガーが優先されるので、誘発型能力ではなく、S・トリガーは常在型能力にあたるので覚えておこう。
条件付き誘発型能力
他には、誘発型能力の派生として、「条件付き誘発型能力」というものが存在する。
これは、誘発型能力とは少し違っていて、「した時に、~なら、~する(してもよい)という形式で書かれている。
「~なら」という部分が加わっているのがポイントだね。
誘発型能力のルール
そして、誘発型能力には重要なルールがあるので、ひとつづ見て覚えていこう。
1.誘発型能力は、 他の誘発型能力や呪文の解決中には解決されない 。
まず、このルールだけど、「他の誘発型能力の解決中には解決されない」ということなので、他にも誘発型能力が複数控えているような状況でも、割り込まずに処理されていくことになる。
呪文や他の誘発型能力が誘発した場合、それらが解決されるまで「待機状態」になり、それらが終わってから解決される。
一旦待機しておいて、処理中の誘発型能力が処理された後、処理できるようになるんだね。
2.誘発型能力は、 全ての常在型能力の効果を適用した後に解決される 。誘発条件のない常在型能力は全ての誘発型能力に優先する
次のこのルールは、常在型能力が適用されている場合は、誘発型能力よりも優先するということだ。
常在型っていうのは、例えば、こたつむりの、「相手のクリチャーは、出たターン、プレイヤーを攻撃できない」という能力が常在型能力だね。
こうした常在型能力は、誘発型能力よりも優先されると覚えておこう。
3.誘発型能力が 同時に誘発した場合、いったん待機状態になり一つずつ解決する。
自分の誘発型能力が一度に二つ以上に誘発した場合、好きな順番でひとつずつ解決していくことになる。
一度に2つ以上誘発型能力が発生した場合は、どちらの誘発型能力も待機待ちとなる。
待機待ちとなった後は、誘発した順番通り処理する必要ないので、好きな順番で解決することができるんだね。
4.自分と相手の誘発型能力が同時に発生した場合、 ターンを進行しているプレイヤーが自身の誘発型能力を好きな順番で解決し、すべて解決し終えた後でもう一方のプレイヤーが自身のトリガー誘発型能力を解決する。
そして、4つ目のこのルールも重要。
デュエマでは基本的にアクティブプレイヤー(ターンプレイヤー)が優先されるので、そうした原則にのっとって、アクティブプレイヤー(ターンプレイヤー)の誘発型能力から解決していくことになるから、これも覚えておこう。
5.誘発型能力解決中に別の誘発型能力が誘発した場合、 同じタイミングで誘発した誘発型能力として扱われる。
非アクティブ・プレイヤーの誘発型能力解決中にアクティブ・プレイヤーの誘発型能力が誘発した場合、 必ずアクティブ・プレイヤーの誘発型能力が優先的に解決されるというルール。
これは、色々あってややこしいんだけど、つまるところ、同じタイミングで誘発した場合は、ターンプレイヤーの誘発型能力の処理が優先されるということ。
そして、ターンプレイヤーの誘発型能力の処理が終わるまで、相手は誘発型能力の処理ができないことになる。
つまり、ターンプレイヤーが全部効果を使い切るまでは、非ターンプレイヤーは処理ができないってことだね。
6.同じ誘発型能力が並列している場合、S・トリガー、S・バック、サバキZ、G・ストライクの解決が何よりも優先される。
そして6つ目の誘発型のルールだけど、これは簡単。
誘発型能力解決中であってもS・トリガー等の解決が割り込んで優先されるので、覚えておこう。
例えば「自分のシールドを1枚選び手札に加える。その後、クリーチャーを1体破壊する」というような効果があったとした場合、手札に加えたシールドのS・トリガーを使う場合は、クリーチャーを破壊する前に処理するということになるんだね。
誘発型能力のまとめ
どうだったかな、めっちゃ分かりにくいよね?誘発型能力ってさ…
おやじも理解するのに苦労したぜ!
まとめると、誘発型能力は、誘発条件を満たすたび自動的に誘発するということだ。
そして、誘発した場合の効果は一度「待機状態」になるのがポイントだ、そして、待機状態になった効果を順番に処理していけばいいんだね。
そして、その時点で待機している全ての効果のうちターンプレイヤーのものから順番に処理すると覚えておこう。
さらに、誘発型能力が複数待機中になった場合は、解決する順番を選べるという点もポイントだね。
誘発型能力を覚えて、君もデュエルマスターを目指そう!
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