やあ、こんにちは、デュエルおやじだよ。
今回は、デュエマの醍醐味とも言える、S・トリガーについて徹底解説していく。
簡単なようで、意外と間違えていることが多い「S・トリガー」の裁定やルールを、君は正しく理解できているかな?
シールドトリガー(S・トリガー)とは?
S・トリガーは、シールドが手札に加わる際に、マナコストを支払わずに使用することができる効果だよね。
クリーチャーの場合は、シールドゾーンから手札に加える時に、コストを支払わずに召喚できるし、呪文の場合も、シールドゾーンから手札に加える時に、コストを支払ずに使用することができる。
シールドトリガー、発動ぉぉぉ!
ちなみに、シールドゾーンから手札に加わるときになので、マーシャルクイーンのようなシールドを直接手札に加える効果でもS・トリガーは使用が可能となる。
- マーシャル・クイーン
- このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の手札を3枚まで裏向きにしてシールドに加え、その後、同じ枚数のシールドを自分の手札に戻す
ただし、カードによっては、その「S・トリガー」は使えないと記載されていることもあるから、注意が必要だ。
- 斬斬人形コダマンマ
- このクリーチャーが出た時、自分のシールドを1つ手札に加える。ただし、その「S・トリガー」は使えない。
マーシャル・クイーンにはこの記述が無いので使うことができるが、斬斬人形コダマンマではSトリガーは発動しない。
シールドトリガー(S・トリガー)で注意するポイント
強力なS・トリガーではあるが、手札に加える「前」に必ず、使用を宣言する必要がある。
手札に加えてから使用ではないので注意が必要だ。
手札に加えてしまうと、他のカードと混ざる可能性があり、不正だととらえられてしまう可能性もあるので、注意しよう。
シールドトリガー(S・トリガー)の裁定
シールドトリガーの裁定だけど、正しく理解していないと、結果全然変わってしまうことがあるんだ。
確実に抑えておきたいのは、次のルール。
これは、非常に重要なので必ず覚えておく必要がある。
どういうことかというと、例えば、相手のバトルフィールドに奇石ミクセルがいる場合、マナコスト以上のクリーチャーが出せない状態になっているよね。
- 相手のマナゾーンにあるカードの枚数よりコストが大きい相手のクリーチャーが出た時、相手はそれを山札の下に置く。
その場合に、相手が攻撃を宣言し、シールドブレイクを行い、そのカードがバトルさせる効果を持つ、「舞頭の超人」だった場合はどうなるか?
S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい) - このクリーチャーが出た時、次の能力を2回行う。
自分と相手のクリーチャーを1体ずつ選ぶ。その2体をバトルさせる。
この場合は、バトル効果で奇石ミクセルを破壊できるだろうか?
この場合の効果処理として、先ほどの「クリーチャーであれば召喚するところまでがS・トリガー」ということを思い出して欲しい。
複数の誘発型能力が同時に発動していく場合、ターンプレイヤーから解決していくので、自身のクリーチャーのバトルゾーンに出た時にという効果より先に、相手(攻撃してきているターンプレイヤー)のミクセルの効果処理が先に行われる。
よって、舞頭の超人がバトルゾーンに出ることはない。
S・トリガーの処理は、常在型能力となるので、誘発型能力の間に割り込み即座に処理が行われる。
S・トリガーの効果は、呪文であれば呪文の効果解決まで、クリーチャーであれば召喚するところまでとなるので注意しよう。
呪文であれば呪文の効果解決まで、クリーチャーであれば召喚するところまで
エクストライフシールドとシールドトリガー
エクストライフで追加したシールドはどのような扱いになるだろうか?
exライフの効果で追加された、エクストライフシールドも通常のシールドと同様にブレイクされた場合は、シールドトリガーとして使用できる。
しかし、クリーチャーの身代わりとなってエクストライフシールドを墓地に置いた場合には、シールドトリガーは発生しない。
手札に加えていないので、S・トリガーは発生しないことになるんだね。
通常のシールドブレイク→Sトリガー発動できる
クリーチャーの除去によるエクストライフの消費→Sトリガー発動できない
W・ブレイカーなどで複数枚ブレイクされた場合は?
W・ブレイカーなどで複数枚ブレイクされた場合は、どうなるか?
W・ブレイカーなどで、複数枚シールドがブレイクされた場合は、2枚同時に手札に加わることになるよね。
その中でSトリガーが複数あった場合は、好きな順番で使用することができる。
この場合も、手札に加える前に、使用を宣言する必要があるので注意しよう。
S・トリガーは手札から使用する扱い
実際にSトリガーの使用を宣言して、公開するのは手札に加える直前だが、一つ注意点がある。
それは、S・トリガーを使う場合は「手札からプレイされる」という扱いになる点だ。
手札に加えてないじゃん、という突っ込みは無しだ。
例えば、とこしえの巨人の効果は「相手が自身の手札以外からカードを出す時、かわりにマナゾーンに置く」という効果があるが、この場合はどうなるか?
相手が自身の手札以外からカードを出す時、かわりにマナゾーンに置く。
S・トリガーは手札から使うことになっているので、とこしえの巨人の効果ではマナゾーンに置かれないことになる。
そして、クリーチャーをS・トリガーでバトルフィールドに出すのは、召喚に該当する。
「召喚」というキーワードで誘発する効果も多いので、これは覚えておこう。
S・トリガーを使う場合は「手札からプレイされる」扱いになる(加えちゃダメけど)
シールドトリガーの確率
次にシールドトリガーの発生確率についてみていこう。
シールドの枚数は5枚なので、40枚のデッキに8枚のS・トリガーを搭載すると、期待値が1以上になることになる。
以下が確率となるので参考にして欲しい。
S・トリガーを4枚入れた場合
S・トリガーが0枚の確率は57.59%
S・トリガーが1枚入っている確率は35.8%
S・トリガーが2枚入っている確率は6.51%
S・トリガーが3枚入っている確率は0.38%
S・トリガーが4枚入っている確率は0.005%
S・トリガーが5枚入っている確率は0%
S・トリガーを8枚入れた場合
S・トリガーが0枚の確率は30.6%
S・トリガーが1枚入っている確率は43.72%
S・トリガーが2枚入っている確率は21.11%
S・トリガーが3枚入っている確率は4.22%
S・トリガーが4枚入っている確率は0.34%
S・トリガーが5枚入っている確率は0.01%
S・トリガーを12枚入れた場合
S・トリガーが0枚の確率は14.94%
S・トリガーが1枚入っている確率は37.34%
S・トリガーが2枚入っている確率は32.86%
S・トリガーが3枚入っている確率は12.64%
S・トリガーが4枚入っている確率は2.11%
S・トリガーが5枚入っている確率は0.12%
S・トリガーを16枚入れた場合
S・トリガーが0枚の確率は6.46%
S・トリガーが1枚入っている確率は25.84%
S・トリガーが2枚入っている確率は36.91%
S・トリガーが3枚入っている確率は23.49%
S・トリガーが4枚入っている確率は6.91%
S・トリガーが5枚入っている確率は0.66%
S・トリガーを20枚入れた場合
S・トリガーが0枚の確率は2.4%
S・トリガーが1枚入っている確率は14.7%
S・トリガーが2枚入っている確率は32.9%
S・トリガーが3枚入っている確率は32.9%
S・トリガーが4枚入っている確率は14.7%
S・トリガーが5枚入っている確率は2.4%
公式の推奨は期待値が1以上になる8枚以上だけど、8枚入れた場合でも3回に1回ぐらいは、シールドトリガーが発動しないという感覚だね。
S・トリガーの効果は強力ではある一方で、通常のコストを支払って使用した場合は、少し割高に設定されていることが多いので、その点を考慮して枚数を決定していこう。
まとめ
デュエルマスターズでは相手のターンに行動することができないので、Sトリガーは数少ない反撃の手段にもなる。
逆に相手のシールドをブレイクする場合は、十分注意して行動しなければならないね。
次の自分のターンには召喚酔いが消えているため、シールドをブレイクしてクリーチャーが召喚された場合に、次のターンどのようになるか考えておくことも重要だよね。
計画性無い攻撃は、盤面を悪化させることになるので注意が必要だ。
また他には、相手のデッキの内容を考察し、シールドトリガーが多数積まれているでっきか、そうでないかを考察することも重要となる。
シールドトリガーを踏んで良いデッキなのか、そうでないかを考えながらプレイしていこう!
相手が、マナチャージしたカードがどういったカードであるかにも注目だね。
日ごろから善行を重ねて、Sトリガーが出る確率を上げろ!
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